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症例紹介 犬の東洋眼虫症

症例は3歳の柴犬です。

右眼が1ヶ月半ほど充血し、目ヤニが出るとのことでセカンドオピニオンとして来院されました。

当院で詳しく眼科検査をしたところ、角膜表面に白色の線虫が認められました。角膜には傷ができており、結膜や瞬膜は重度に炎症を起こしていました。まぶたも腫れています。

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診断:東洋眼虫症

寄生犬の涙から虫卵をハエが媒介して、仔虫の状態で他の犬の眼に感染させていくようです。

 

治療はまず感染している虫体を摘出します。点眼麻酔をして4匹の虫体を物理的に除去しました。見えない仔虫や虫卵などを駆虫していくために駆虫剤の飲み薬を使用しました。後は通常の角膜保護や抗生物質、消炎剤の点眼薬を使い、眼の状態を正常に戻していきます。

約2週間で充血や目ヤニなどはおちつき、虫体も認められませんでした。

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今回の症例は比較的珍しい寄生虫が原因でした。治らないには必ず何か理由が隠れているはずです。

当院は眼科に力を入れて診療しております。気になることがあれば何でもご相談ください!!

よろしくお願いいたします。