症例は12歳のダックスフンドです。左眼の下が腫れているとのことで来院されました。
身体検査にて、左頬部の皮下腫脹および口腔内に歯石の中等度付着および歯肉の炎症・退縮が確認されました。
診断:重度歯周病、根尖膿瘍
数日間の抗生物質治療にて腫れは落ち着いてきました。
根本解決には抜歯が必要になりますので全身麻酔科にて抜歯をじっしていきました。歯根は細菌感染により溶けてなくなっており、支えていた顎の骨もグズグズになっていました。残せる歯はきれいにスケーリングを実施しました。
術後はきれいに修復され元気食欲とも問題なさそうです!
わんちゃん達も歯は大切です。毎日のデンタルケアはしっかり続けていきましょう!!
気になることがあればいつでもご相談ください。よろしくお願いします。
うちにもミニチュアダックスがいます。13歳になりましたが、1年ほど前からくしゃみや咳が止まらないようになってきました。
先日、体力的に最後のチャンスだったので、全身麻酔で抜歯をしました。その後、1週間ほどは問題なかったのですが、固いドッグフードを与えるのと歯磨きのタイミングが早すぎたのか、目の下が腫れてしまいました。
前にも顔が腫れたことがあるのですが、今回は腫れが酷いです。
薬も飲みたがらず腫れが引く気配がなくて心配しています。
こんにちは。愛犬のダックスフンドちゃんも歯周病で抜歯をしてもらったのですね。根本原因となっている上顎の臼歯(奥歯)が抜歯されていれば、基本的に顔が腫れてしまう原因は細菌感染によるものです。術後しっかり抗生物質が使われないと感染が残存してしまい腫れが残ってる可能性があります。かかりつけさんとしっかりご相談して対処してあげてください。
早く良くなって元気になるよう願っております。よろしくお願い致します。