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症例紹介 犬の皮膚扁平上皮癌

症例は11歳のシーズーです。

顎のところのできものを主訴に来院されました。3ヶ月前からあり、徐々に大きくなってきている状況でした。

身体検査にて、下顎の皮膚に大きさ4-5cm大のピンク色の肉様腫瘤を認め、腫瘍の表面は強い炎症を起こしており強い異臭も認められました。針細胞検査にて悪性腫瘍の疑いが強く認められたため外科的摘出を実施していきました。

 

広めのマージンを確保ししっかり切除していきました。

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術後の回復は問題なく、1泊の入院で退院できました。

 

病理組織検査の結果は、皮膚の”扁平上皮癌”という悪性の腫瘍でした。ただ、脈管内の浸潤もなく切除縁に腫瘍細胞の増殖はありませんでした。

扁平上皮癌は強い局所的な浸潤性がありますが、遠隔転移は少ない腫瘍です。よって今回はしっかりマージンを確保して切除できたため予後は良好と考えられます。人と同様、がん治療は早期発見・早期治療がとても重要です!!

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変わったことがあればいつでもご相談ください。よろしくお願いいたします。