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症例紹介 犬の尿道閉塞、膀胱結石

症例は4歳雌のシーズーです。

何度もトイレに行くが1-2滴しか出ず苦しんでいるとの主訴で来院されました。各種検査にて膀胱がパンパンに拡張しており、その原因が多数の結石によるものと診断されました。

 

診断:膀胱および尿道結石による尿道閉塞

 

おっしこが出ないという状況はとても危険で、放っておけば腎臓がダメになり命に関わってくることがあります。早急にやらなければならないことは閉塞の解除です!!カテーテルにて、尿道に詰まっている結石を膀胱内まで押し戻し、溜まった尿を排出させます。

今回の症例もカテーテルにて尿道閉塞を解除しました。そのままカテーテルを膀胱内で留置し、自動的に尿が外に出ていく状況を作ります。そして、膀胱内にある結石をそのままにしておくと再び尿道に詰まってしまいますので、翌日膀胱結石を摘出する手術を実施していきました。

 

膀胱に小切開を加え、取り残さないように結石を除去しました。中を洗浄し、縫合して終了です。

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約1㎝大の結石が9-10個摘出できました。結石分析の結果は95%リン酸マグネシウム・アンモニウム(=ストラバイト結石)でした。

 

膀胱に負担をかけないように2日間入院管理をし、排尿が問題なくできるようになったのを確認して退院としました。ストラバイト結石でしたのでフードの管理をしっかり行っていくことで再発防止をしていくこととなります。

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本症例も再発なく良好に生活できています!

 

愛犬・愛猫のことで気になることがあればいつでもご相談ください。よろしくお願い致します。